「ダーマペンについて詳しく知りたい」「ダーマペンってどんな効果がある?」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
ダーマペンにはさまざまな効果があるため、どんな効果があるか気になる方は多いでしょう。
ダーマペンの施術の流れや、痛みについて不安に思っている方も少なくないと思います。
本記事では、ダーマペンに興味がある方に向けて、
- ダーマペンの種類やメカニズム
- ダーマペンで期待できる効果
- ダーマペンの効果が出るまでの回数
- ダーマペンでよく使われるオプション
- ダーマペンの価格相場
- ダーマペンの施術の流れ
について説明しています。
全て読めば、ダーマペンに関する詳しい知識を身につけられるでしょう。
地域別のおすすめクリニックをまとめた以下の記事も、ぜひ参考にしてみてください。
※掲載されているクリニックは広告・PRが含まれます。 ※コンテンツ内で医療サービスに申し込むと、売上の一部が編集部に還元されることがあります。※記事内の表示価格は全て税込価格 ※記事内で記載しているダウンタイム・効果に関しては個人差があります。
そもそもダーマペンとは?ダーマペンの種類やどんな施術なのかおさらい!
出典:TCB東京中央美容外科
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い針を使用して皮膚表面に穴をあけ、肌の回復力を向上させる治療法です。
ダーマペンによって刺激を受けた肌は、回復力を上げて肌を再生しようとします。
この過程でコラーゲンやエラスチンが生成され、毛穴の開き改善、美肌効果、ハリや弾力の改善などに繋がります。
肌にあいた穴には、ビタミンCやトラネキサム酸などの有効成分を直接導入することができるため、肌悩みに合わせた対応が可能です。
ダーマペンの機械はその名の通りペン型をしているため、目元や小鼻などの細かい部分にもアプローチできるという特徴があります。
ダーマペンの種類
出典:湘南美容クリニック
ダーマペンはモデルチェンジを繰り返しており、現在は「ダーマペン4」が主流です。
先端には16本の針がついていて、それぞれ1秒間に120回もの振動を行うことで、1秒あたり1,920個もの穴をあけることができます。
針は髪の毛よりも細く、従来のモデルよりも腫れや内出血を軽減できるようになりました。
最大深度は3.0mmで、深さを0.1mm単位で調整できるため、悩みに合わせて深さを細かく調節できるという特徴があります。
肌への負担を軽減しながらも、高い効果が期待できる機械です。
針の深さで効果が変わる?ダーマペンのメカニズム
ダーマペンは悩みに合わせて針の深さを調節することが可能です。
深さを0.1mm単位で調整でき、深さによってターゲットや効果が異なります。
深さ・ターゲット・効果を以下の表にまとめました。
針の深さ | ターゲット | 効果 |
---|---|---|
0.25mm | 角質層 | ニキビに効果的 |
0.5mm | 表皮 | 小ジワや表皮のたるみ改善 |
1.0mm | 表皮と基底層の間 | エイジングケアに最適 |
1.5mm | 基底層 | ニキビ跡・色素沈着改善 |
2.0mm | 基底層と真皮の間 | クレーター改善 |
2.5mm | 真皮層 | 毛穴の開き改善 |
針が深ければ深いほど、出血が多くなりダウンタイムが長くなります。
実際の針の深さは医師が肌の状態や期待する効果に合わせて決定するため、あくまで目安として参考にしてください。
クリニックによって針の深さが決まっていることもあるため、カウンセリング時に確認してみるとよいでしょう。
ダーマペンは本当に効果ある?期待できる4つの効果を解説!
ダーマペンは肌に穴をあけて肌の再生を促す施術で、さまざまな肌悩みの改善が期待できます。
しかし、「ダーマペンは本当に効果があるの?」「ダーマペンで得られる効果とは?」と、効果について気になっている方は多いでしょう。
ダーマペンには、以下の4つの効果が期待できます。
- 毛穴の開き改善
- ニキビ跡・クレーター改善
- 小ジワ・肌質改善
- 毛孔性苔癬の改善
ダーマペンの効果についてそれぞれ詳しく説明します。
効果①毛穴の開き改善
ダーマペンには、毛穴の開きを改善する効果が期待できます。
ダーマペンで肌のターンオーバーが促進され、緩んでいる毛穴が生まれ変わり、毛穴が引き締まります。
開いている毛穴には黒ずみや老廃物が溜まってしまいやすいですが、毛穴が引き締まることで皮脂詰まりが解消されるというメリットもあります。
効果②ニキビ跡・クレーター改善
ダーマペンによって、ニキビ跡・クレーター改善効果が期待できます。
ニキビ跡・クレーターは時間が経過しても消えにくく、特にクレーターは真皮層まで到達しているためターンオーバーが正常に行われていないことがあります。
ダーマペンでターンオーバーを促進することで、肌が生まれ変わり、ニキビ跡・クレーターの改善につながります。
ニキビ跡・クレーター治療は1回で完結するものではなく、複数回の施術が必要です。
場合によっては薬剤を併用するなどして、根気強く治療を続けていく必要があります。
効果③小ジワ・肌質改善
ダーマペンは、肌表面の小ジワや肌質の改善にも効果があります。
シワ・たるみ、シミ・くすみなどの悩みは、コラーゲンやエラスチンといった肌内部の美容成分が減少することで引き起こされます。
ダーマペンで肌を刺激することで創傷治癒効果が働き、コラーゲンやエラスチンが増加し、シワ・たるみなどの改善が期待できるでしょう。
また、ターンオーバーがうまく働かなくなることで起きるシミ・くすみは、ダーマペンによってターンオーバーを正常化することで改善できる場合があります。
効果④毛孔性苔癬の改善
出典:ロート製薬
子供や若者に起こりやすい「毛孔性苔癬」。
二の腕や背中、太ももの前面などに、ザラザラ・ブツブツした発疹ができる皮膚疾患です。
一度発症してしまうと長期的な治療が必要になり、「半袖が着られない」「なかなか治らなくて辛い」と悩みを抱えている方も多いでしょう。
毛孔性苔癬の治療は保険診療で行うことができますが、効果に個人差があるため、期待したような効果を得られない場合があります。
また保険診療で治療する場合は時間がかかり、長期的なホームケアが必要になってしまいます。
ダーマペンは毛孔性苔癬の治療として効果が期待でき、ホームケアよりも効果が実感できると評判です。
二の腕など毛孔性苔癬が気になる場所にダーマペンを当てることで、肌のターンオーバーが促され、肌の生まれ変わりが期待できます。
ダーマペンの効果が出るまでの回数は?長く持続させる方法も解説
ダーマペンの効果がが出るまでの回数や、効果を持続させる方法が気になる方は多いでしょう。
ここからは、ダーマペンの効果が出るまでの回数や、持続期間について解説します。
ダーマペンは効果が出るまで5〜10回かかる
ダーマペンの効果を十分に実感するためには、最低でも5〜10回の回数がかかります。
中には1回で効果を実感できる方もいますが、多くの場合は根気強く治療を継続する必要があります。
特に回数がかかるクレーター治療やニキビ跡治療の場合は、10回以上回数がかかることも珍しくありません。
ダーマペンは1ヶ月に1回のペースで施術を受けられるため、5回施術を行う場合は約5ヶ月〜半年、10回行う場合は10ヶ月〜1年の期間が必要です。
「結婚式までに肌を綺麗にしたい」「なるべく早く治療を終わらせたい」と考えている方は、できるだけ早く治療を開始することをおすすめします。
具体的な回数や期間には個人差があるため、治療を行うクリニックで医師に回数の目安を確認するのがおすすめです。
ダーマペンの効果はどのくらい持続する?
ダーマペンの効果が持続する期間は約1ヶ月です。
ダーマペンの施術を受けた直後は、針によって開けられた穴が塞がっておらず、赤みや軽度の出血がある状態です。
その後数日かけて赤みが引いていき、正常な肌に戻っていきます。
針穴は小さなかさぶたになるため、1週間程度は肌表面がザラザラした状態になる場合もあります。
施術から2週間程度経過すると、ダーマペンの効果を実感できるようになります。
肌のきめが整い、ハリや弾力が増したことを実感できるでしょう。
この効果は2週間程度続き、施術から1ヶ月が経過するころには元に戻ります。
ダーマペンの効果をなるべく持続させるには施術を継続しよう
ダーマペンの効果をなるべく長持ちさせるためには、施術を繰り返し継続することが大切です。
ダーマペンでは1回の施術で約1ヶ月効果を実感できますが、継続して施術を受けることでこの期間を伸ばすことができます。
ターンオーバーが乱れた肌は、毛穴の開き、ニキビ、黒ずみやくすみといったトラブルが起こりやすくなります。
ダーマペンを1回行っただけでは、ターンオーバーを十分に正常化することができず、すぐに元の肌に戻ってしまいます。
なるべく効果を持続させるには、5回〜10回程度繰り返し施術を受け、まずは肌のターンオーバーを正常化させる必要があります。
施術を繰り返し行うことで、肌の状態が正常に近づき、ターンオーバーの乱れによる肌トラブルが起こりにくくなるでしょう。
更にダーマペンと薬剤を組み合わせると効果が期待できる?よくあるオプション
ダーマペンには、効果をさらにアップさせるオプションが存在します。
それぞれ効果や価格が異なるため、目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。
薬剤 | 効果 | オプション代金(相場) |
---|---|---|
ビタミンC | シミ・そばかす・くすみ | 5,000円〜10,000円 |
トラネキサム酸 | 美白・くすみ・シミ・そばかす | 5,000円〜10,000円 |
成長因子 | 肌悩み全般 | 10,000円〜30,000円 |
ヴェルヴェットスキン(マッサージピール) | ハリ・ツヤ・美白・毛穴の開き | 10,000円〜30,000円 |
ヴァンパイアフェイシャル(PRP皮膚再生療法) | 肌悩み全般 | 10万円〜 |
ビタミンC
ビタミンCは、シミ・くすみ・美白などに効果が期待できる成分です。
ダーマペンと組み合わせることで、肌奥へ成分を直接届けることができます。
比較的手頃な価格で利用できるため、「オプションを試してみたい」という方におすすめです。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、美白・くすみに効果がある成分です。
肌内部の炎症を抑える効果もあり、ダウンタイムの軽減にもつながります。
こちらも比較的安価で利用できるため、手軽に追加できるオプションの一つです。
成長因子
成長因子は、シミ・ニキビ・くすみ・毛穴・乾燥など、あらゆる肌悩み全般に効果がある成分です。
クリニックによって使用している成分は異なりますが、「EGF」「FGF」「IGF」「BENEV」などが含まれている場合が多いです。
幅広い効果が期待できるため、何かひとつオプションを選ぶなら成長因子を選んでおけば間違いないでしょう。
ヴェルヴェットスキン(マッサージピール)
マッサージピールの薬剤(PRX-T33)とダーマペンを組み合わせた施術を、「ヴェルヴェット(ベルベット)スキン」と呼びます。
ダーマペンで肌に穴をあけ、そこにマッサージピール(PRX-T33)を塗布することで、ハリ・ツヤ・毛穴などに効果が期待できます。
マッサージピール単体の施術に比べて、より深い部分への導入が可能です。
施術時はひりつき・熱感を感じますが、洗い流せばすぐにおさまることがほとんどです。
たるみ・シワ・シミなどにも効果を発揮するため、アンチエイジングとしても人気の高いオプションです。
ヴァンパイアフェイシャル(PRP皮膚再生療法)
ヴァンパイアフェイシャル(PRP皮膚再生療法)は、ダーマペンであけた穴に、自分の血液から採取したPRP(多血小板血漿)を塗布する施術です。
施術で使用する美容成分を抽出するために、まずは自分の血液を採取し、遠心分離することで有効成分のみを取り出します。
血液にはPRP(多血小板血漿)や成長因子が多く含まれているため、細胞の活性化や抗炎症作用が期待できます。
シミ・シワ・たるみ・毛穴・ニキビ・ニキビ跡などさまざまな肌悩みに効果を発揮し、1回あたりの効果が高いという特徴があります。
なるべく少ない回数で高い効果を実感したい方におすすめです。
ダーマペンの相場は15,000〜25,000円!費用について詳しく解説
ダーマペンの価格相場について解説します。
クリニックやエリアによって多少違いがあるため、目安として参考にしてください。
ダーマペンの価格相場
ダーマペン(全顔)の価格相場を調べてみたところ、相場は15,000円〜25,000円程度でした。
クリニックによっては、「頬のみ」「鼻のみ」など部位限定のコースもあるため、気になる部分が施術範囲に含まれているかどうかを確認するようにしましょう。
麻酔代が必要
多くのクリニックでは、ダーマペンの価格には麻酔代は含まれていません。
表面麻酔を使用する場合、麻酔代として別途3,000円ほどかかります。
クリニックによっては麻酔代が施術代に含まれている場合もあるため、契約前に確認するのがおすすめです。
必要に応じてオプション代金がかかる
ダーマペンには肌悩みに応じたオプションがあります。
「トラネキサム酸」「ビタミンC」などは手軽に利用できる一方で、平均価格が10万円を超える「ヴァンパイアフェイシャル」のような高額なオプションもあります。
オプションは必須ではありませんが、利用することでより効率的に肌悩みを改善することができ、施術後の満足感もアップします。
オプション代金や内容はクリニックによって大きく異なるため、希望するオプションを取り扱っているかどうかを事前に確認しておくのがおすすめです。
ダーマペンにはダウンタイムもある!ダーマペンの知っておきたい3つの注意点
ダーマペンを受ける前に、ぜひとも知っておきたい注意点を紹介します。
- ダーマペンにはダウンタイムがある
- 繰り返し受けないと効果が十分に得られない
- 肝斑がある方は要注意
ダーマペンは非常に人気の高い施術ですが、使い方を間違えると肌の悩みを悪化させてしまう危険性があり、注意点をきちんと理解しておく必要があります。
それぞれの注意点について詳しく解説します。
ダーマペンにはダウンタイムがある
ダーマペンにはダウンタイムがあり、施術後は以下のような症状が出現します。
- 赤み・ほてり
- 軽い出血
- 内出血
- かさぶた
- 乾燥
ダウンタイムには個人差がありますが、上のような症状が1週間程度続きます。
針の深さが深いほど出血や赤みもひどくなるため、クレーター治療やニキビ跡治療を行う場合はさらにダウンタイムが長引く可能性もあります。
施術直後は肌に小さな穴が空いた状態で、軽い出血を伴う場合があります。
内出血や赤みが出る場合もあるため、ダーマペンの直後には大事な予定を入れないようにしましょう。
また、施術から6時間は洗顔や化粧水の使用ができず、メイクは24時間できません。
翌日に予定がある場合、メイクができないこともあるため、よく考えた上で施術日を決定しましょう。
繰り返し受けないと効果が十分に得られない
ダーマペンは1回の施術では十分な効果を得られず、5回〜10回程度継続して施術を受ける必要があります。
1回だけ施術を受けて、「思ったような効果を得られなかった」とすぐに治療をやめてしまうと、本来の効果を実感できず非常にもったいないです。
特にクレーター治療や毛穴・ニキビ跡は1回では効果を実感しづらく、根気強い治療が必要になります。
1回で劇的に肌質が変わることはないため、最低でも5回程度は施術を続けることをおすすめします。
肝斑がある方は要注意
出典:品川スキンクリニック
シミの一種である「肝斑」は、ダーマペンによって悪化する可能性があり注意が必要です。
肝斑は刺激によって悪化する可能性があり、ダーマペンのような皮膚に穴をあける治療では特に悪化の危険性が高まります。
肝斑がある場合、その部分は避けて施術を行うことになります。
女性ホルモンの影響で出現すると言われており、30代以降の女性に多く見られます。
ダーマペンの施術の流れは?
実際にダーマペンを受ける際の施術の流れを紹介します。
クリニックによって流れが多少異なる場合もありますが、目安として参考にしてみてください。
STEP①カウンセリング
まずは医師とカウンセリングを行います。
悩みをきちんと伝え、ダーマペンによって解決できる症状なのかをきちんと診察してもらいましょう。
診察結果によっては、ダーマペン以外の施術をおすすめされる場合もあります。
医師とのカウンセリングの際には、悩みや気になる部分を明確にし、鏡で確認しながら説明するのがおすすめです。
自分の悩みがダーマペンで解決できる悩みなのか、何回くらい施術が必要なのかを確認し、施術後のダウンタイムや起こりうるリスクについてもきちんと説明を受けましょう。
STEP②会計・洗顔
診察を終えたら、施術の準備を行います。
疑問や不安な点があれば会計までに確認しておき、納得できれば施術代金を支払いましょう。
ダーマペンを受ける際はメイクを落とす必要があるため、洗顔を行います。
帰宅時にはメイクができないため、必要に応じてサングラスやだてめがね、マスクや帽子など、顔を隠せるものを持参すると便利です。
STEP③施術
洗顔を終えたら施術に移ります。
麻酔を使用する場合は表面麻酔を塗り、麻酔が効いてくるまで30分程度放置します。
多くのクリニックでは看護師が施術を担当しますが、一部クリニックでは医師が行う場合もあります。
ダーマペンは悩みに応じて針の深さを調節できるため、希望があれば事前に伝えておきましょう。
針が深いほど痛みが強くなり、ダウンタイムも長くなります。
施術では肌表面に小さな穴をあけるため、チクチク感やひりつきを感じる方が多いです。
場合によっては強い痛みを感じる場合もあるため、不安であれば表面麻酔を使用しましょう。
オプションを利用する場合、穴をあけた部分に薬剤を塗布していきます。
マッサージピールを利用する「ヴェルヴェットスキン」を受ける場合、しみるような痛みを感じると言われています。
STEP④術後の過ごし方
ダーマペンの術後は、洗顔やメイクに制約があります。
過ごし方の目安を下の表にまとめました。
洗顔 | 6時間後から可 |
---|---|
化粧水・乳液 | 当日はできれば避ける 低刺激のものであれば6時間後から可 |
メイク | 24時間後から可 |
入浴 | シャワーは6時間後から可 湯船は24時間後から可 |
飲酒 | 24時間後から可 |
詳細はクリニックによって異なります。
クリニックから指示があった場合は、そちらに従ってください。
ダーマペンは何回行うべき?よくあるQ&A
「ダーマペンは何回受けるべき?」「流行りのポテンツァとの違いは?」
ダーマペンに関するよくあるQ&Aをまとめました。
ダーマペンを受けようか迷っている方、施術についてよく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
ダーマペンは何回行うべき?/A.最低でも5回、できれば10回!
ダーマペンは最低でも5回、できれば10回は継続するのがおすすめです。
1回の施術でもハリ・ツヤの増加、小ジワ改善などの効果が期待できますが、効果は十分ではありません。
特にニキビ跡や毛穴の開き、クレーターの治療を行う場合は、1回では効果を実感できないでしょう。
最低でも5回ほど施術を行い、肌のターンオーバーを正常化できるまで継続してみるのがおすすめです。
ダーマペンのデメリットは?/A.肝斑悪化や色素沈着など
ダーマペンのデメリットとして、肝斑悪化、色素沈着などがあげられます。
肝斑は刺激によって悪化するため、ダーマペンのような肌表面に穴をあける施術を受けるとシミが濃くなってしまう可能性があります。
肝斑がある方は、肝斑部分は避けて施術を行います。
色素沈着は、ダーマペンの施術によってできた小さな傷や穴が、傷跡になって残ってしまう症状です。
施術後に肌を強く擦ったり、紫外線を浴びたりすると、色素沈着が起こりやすくなります。
施術後はできるだけ肌を擦らず、日焼けしないように心がけましょう。
ダーマペンの痛みは?/A.チクチク感やジンジンする感じ
ダーマペンは肌表面に穴をあけるため、施術には痛みを伴います。
多くの人が我慢できる痛みではあるものの、痛みが苦手な方は麻酔を使用するのがおすすめです。
ダーマペンの施術時は、針で刺されるチクチク感、肌がほてってジンジンする痛みを感じる方が多いです。
ダーマペンは針の深さを調節できますが、針の深さを深くすればするほど痛みは強くなり、ダウンタイムも長くなります。
ダーマペンが向かない人は?/A.肝斑がある人・金属アレルギーの人・ダウンタイムが取れない人
ダーマペンが向かない人は、肝斑がある人・金属アレルギーの人・ダウンタイムが取れない人などです。
肝斑は刺激によって悪化するため、ダーマペンのような肌に穴をあける刺激の強い施術を受けると、シミが濃くなってしまう場合があります。
肝斑部分を避ければ施術が可能ですが、刺激によって悪化する可能性があることを理解しておきましょう。
また、ダーマペンの機械は金属でできているため、金属アレルギーの方は施術ができません。
医師の判断によっては施術可能な場合もあるため、施術を希望する方はクリニックに問い合わせてみましょう。
ダーマペンはダウンタイムがある施術のため、施術後の休みを取れない方には不向きです。
施術後は赤みや軽い出血があり、場合によっては内出血やかさぶたが1週間程度続きます。
また、施術後は6時間洗顔不可、24時間メイクができないという制約がつくため、仕事や学校の休みが取れない方には難しいかもしれません。
夏休みや年末年始などの長期休みのタイミングで施術を受けるか、施術後に数日間お休みを取るのが理想的です。
ポテンツァとダーマペンの違いは?/A.ポテンツァの方が1回あたりの効果は大きい
「ポテンツァ」という施術は、毛穴やニキビ跡、クレーターやシワなど幅広い悩みに対応していることで人気を集めています。
ポテンツァにはダーマペンと同じように針がついており、効果や施術方法が似ていることから、「ポテンツァとダーマペンはどっちが良いんだろう」と悩む方はとても増えています。
ポテンツァの特徴は以下の通りです。
- RF(ラジオ波)の照射が可能
- ドラッグデリバリーシステムがある
- 悩みに合わせてモードを選択できる
- ダウンタイムが軽減できる
- 少ない回数で効果を実感できる
ポテンツァは最新機器であり、ダーマペンにはない機能が多数搭載されています。
RF(ラジオ波)の照射が可能で、コラーゲン・エラスチンの生成を促進するほか、止血作用がありダウンタイムが軽減できるという特徴があります。
ドラックデリバリーシステムを利用すれば、悩みに合わせた薬剤を肌の奥深くまで直接導入することが可能です。
また、先端のチップを付け替えることで悩みに合わせたモードの選択が可能になり、ダーマペンでは対応できない「赤み」「酒さ」「タイトニング」にも対応することができます。
ポテンツァは少ない回数で効果を実感しやすいものの、最新機器のため導入しているクリニックはまだ少なく、価格が高いというデメリットがあります。
一方ダーマペンは回数がかかってしまうものの、取扱いクリニックが多く、1回あたり20,000円程度で手軽に受けられるという特徴があります。
ポテンツァとダーマペンは一見似ているものの、よく調べてみると異なる点も多いため、予算やダウンタイム、必要な回数などから総合的に判断して選択するのがおすすめです。
まとめ|ダーマペンは継続して受けるのがおすすめ!
この記事では、ダーマペンの効果や価格、注意すべきポイントなどをご紹介しました。
ダーマペンは極細針で肌表面に穴をあけ、肌の生まれ変わりを促進することで以下のような効果が期待できます。
- 毛穴の開き改善
- ニキビ跡・クレーター改善
- 小ジワ・肌質改善
- 毛孔性苔癬の改善
毛穴やニキビ跡、クレーターなど、日々のケアではなかなか改善できない悩みも、ダーマペンであれば改善できる可能性があります。
ただし、ダーマペンは1回の施術では十分な効果を実感できないため、最低でも5回は施術を継続するのがおすすめです。
数回施術を継続して受けることで、肌のターンオーバーの正常化が期待できます。
記事を読んで気になった方は、ぜひ気になるクリニックに足を運んで、ダーマペンのカウンセリングを受けてみてください。
※本記事で取り上げる施術は原則自由診療によるものです。自由診療では公的医療保険制度は適用されず、費用はすべて自己負担になります。費用については事前によく確認し、納得のうえで施術を受けるようにしてください。
※ダーマペンにはリスク・副作用があります。施術内容とともにリスク・副作用について医師に確認し、不明な点は相談して、納得してから施術を受けるようにしましょう。
起こりえるリスク・副作用の例:発赤・ほてり・出血・内出血・色素沈着・皮むけ・腫れ・感染